目が疲れてる・・・だけど時間がない
目がすごく疲れているけど、疲れをとるためのケアをする時間がないなぁ。そんなお悩みをもつ方もいらっしゃると思います。だけど、忙しい方でもお風呂には毎日入りますよね。実は体をしっかりと温められるお風呂は、目の疲れを取るのにもぴったりなんです。
お風呂に入っているついでに目もリフレッシュできれば、時間もさほどかかりませんし、なにより面倒くさくないですよね。今回は、そんなお風呂に入っているついでにできる、目をさっぱりリフレッシュさせる方法をご紹介します!
目に一番効く温度は42℃
東京ガスが行った調査によると、32℃、42℃のそれぞれの温度のシャワーを目に当てた場合と、シャワーなしの人の場合、42℃のシャワーを目に当てた人が、もっとも目の疲れが取れたということがわかりました。また、42℃のシャワーを目に当てた場合、視力の一次的な低下状態から早期に回復したという話もあります。
つまり、お風呂に入っているときに42℃のシャワーを目に当てるというのは、目の疲れを取るのにとても効果的といえます。どうして、シャワーを当てるのが効くのかと言うと、これは目の周りの筋肉や皮膚の薄さが関係していると考えられます。
シャワーというものは基本的に、体を芯から温めるような効果はありません。シャワーを当てるだけでは、体の表面ばかりが温まるだけで、芯から温められるほどの保温力はないからです。
反面、目の周りは皮膚や筋肉が薄いので、シャワーを当てるだけでも目の奥に熱が伝わりやすく、しっかしと温められ、目の疲労回復に効果があるということです。
タオルを活用して冷温湿布
タオルを使って、目を温めたり冷やしたりする方法もオススメです。これは、お風呂のお湯を使って、タオルを蒸しタオルのようにして使います。
目を温めたい場合は、42℃前後のお湯を洗面器にはって、タオルを濡らしてから絞ります。そのタオルを目の上にかぶせておきます。そして、目をじんわりとあたためてあげましょう。途中でタオルが冷めてきたら再び洗面器のお湯にタオルをつけて絞れば、すぐにタオルを温めることができます。
逆に目を冷やしたい場合は、洗面器に水をはって上記と同様の方法で、目を冷やしましょう。
目がとても疲れている、という場合は、温かいタオルと冷たいタオルを用意して、目を温めるのと冷やすのを交互に繰り返してあげると効果的です。
目が疲れている時は肩がこっている場合も多いので、タオルで冷温湿布をしている間は湯船に使って、首を温めてこりをほぐしてあげると良いでしょう。また、入浴剤はお湯が冷めにくく体をしっかりと温めてくれる効果もあるので使ってみるのも手です。
洗顔ついでに目もケア
こちらは、前述のタオルの冷温湿布に方法が似ています。
まず、洗顔するときに38℃~42℃のお湯で顔をすすぎます。次に冷水で顔をすすぎます。これを1,2回繰り返すという方法です。洗顔ついでにできるので、目のケアをするのがおっくうだなぁ、というときにオススメです。
お湯と水で変わりばんこに顔を洗うことによって、目の周りの筋肉や血管が、収縮、拡張をするので血行が良くなり、目の疲労が軽減されます。
さらに、この方法はお風呂のときならず、朝の洗顔時にも実践できるので、朝になんとなく目の疲れが残っている場合などにしてみても良いかもしれませんね。
体を洗うついでに眼球運動
お風呂に入っているとき、さらに体を洗っているときってなんとなく手持ちぶさたですよね。そういったときに、うってつけの疲れ目ケアがあります。それは、目を動かす眼球運動です。ただ、まんじりと目を動かすのは味気ないので、体を洗うリズムなどに合わせて目を動かしてあげると良いです。
例えば、右腕を洗っているときは右を見て、左腕にうつったら右を見る、背中を洗っているときは左右に目をぐるぐると回すような感じで眼球運動を行えば、なんとなく楽しいですよね。
目の疲れはその日のうちに解消!
目の疲れは毎日少しずつ溜まっていきます。そのため、毎日のケアで疲れをとってあげることがとても重要です。しかし、手間のかかるケアを毎日継続するのは難しいですよね。だからこそ、日常に取り入れやすい、何かのついでにできるような簡単なケアから少しずつ取り入れるようにしていきましょう。
出典:
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20120822-01.html
http://ameblo.jp/shiryoku-up/entry-11641570439.html
http://ameblo.jp/shiryoku-up/entry-11636632030.html