とかく現代人は目を使う
仕事でパソコン作業をし、休憩中にスマホでSNSをチェック、そして、お家に帰ってゲームで遊ぶなどなど。とにもかくにも、私たち現代人は仕事でも遊びでも、目を酷使しています。しかし、目を酷使して溜まってしまった疲れはしっかりとケアしておかないと、眼精疲労という症状に陥ってしまいます。
眼精疲労は、目の疲れによって肩こりや頭痛と言った様々な症状が発生してしまうことをさします。そんな眼精疲労にならないために、今回は目の疲れをとるための方法をまとめてみました!
目を温める
疲れ目対策にもっともポピュラーな方法は、蒸しタオルなどを使って目を温めるというものです。蒸しタオルで目を温めることによって目の血管が拡張し、血流が増えるので目の疲れをとることができます。
市販でも、電子レンジで温めて使用できるアイマスクなどのグッズがありますよね。そういったグッズを使わない場合は、濡らして絞ったタオルを電子レンジで温めて蒸しタオルにするという方法が一般的ではないでしょうか。
個人的にオススメなのは、お風呂の時間に蒸しタオルで目を温めてあげるという方法です。湯船で体を温めながら、タオルもお湯で濡らして絞ってから目にのせて置くことで、お風呂ついでに目も休められるのでとても気軽に実践することができます。
目を冷やす
目が充血している場合は、こちらの冷やす方法を試して見ましょう。目が充血しているのは、目の血管が膨張してしまっているせいです。そのため、その血管を冷やすことによって収縮させ、充血を抑えることができます。
氷水で冷やしてから絞ったタオルを目にのせる、保冷剤を乾いたタオルでくるんで目に当てるなどがお手軽です。
また、自分の目の疲れは、目を冷やすのと温めるの、どちらが良いのかと悩んだ場合は、自分が気持ちよいと感じる方を選ぶとよいかと思われます。
眼球体操とまばたき
特にパソコンで仕事をしているなど、一点の画面を睨みつけて作業している人にオススメなのが、眼球体操とまばたきです。
眼球体操のやり方は以下のとおりです。
1.目をぎゅーっと力をいれて閉じる
2.ぱっと目を開く
3.ゆっくりと眼球を左右→上下→左回りにぐるりと一回転→右回りにぐるりと一回転する(人前で恥ずかしい場合は、目を閉じたまま回しても大丈夫です)
さらに、パソコンの画面をずっと見ていると、まばたきの回数が減ってしまい、眼球が乾きがちになってしまいます。それを防ぐためにも、意識的にまばたきをしましょう。また、まばたきをするときは画面から視線を外して、10秒以上ぱちぱちとまばたきを行いましょう。
目に効くツボを押す
目の周りには目の疲れに効くツボがあります。デスクワーク時にも少しマッサージする感覚で、押すことができるのでとても簡単に実践できます。
睛明(セイメイ)
鼻の付け根にあるツボです。目が疲れると、つい鼻の付け根を指で押さえてしまうときってありますよね。まさにその場所こそが、睛明です。この睛明は疲れ目だけでなく、白内障や近眼を予防できるツボです。
眉毛ツボ三兄弟
眉毛の付け根、真ん中、眉尻のところにも目の疲れに効くツボがあります。付け根から順に、攅竹(さんちく)、魚腰(ぎょよう)、絲竹空(しちくくう)と言います。この三つのツボもそれぞれ目の疲労回復の他に、老眼予防、乱視予防、視力回復といった目に良い効果のあるツボです。
太陽
目医者殺しという別名を持つほど、目に効果のあるツボだと言われています。この太陽と言うツボはこめかみにあります。眼精疲労や、目の疲れからくる頭痛などに効果があるそうです。
食事から見直す
バランスの悪い食事などは、目にも悪影響を与えます。そのため、食事から見直すことも大切です。とくに目に良いと言われている栄養素はビタミンAです。このビタミンAは、涙の量を一定に保ってくれ、目の粘膜や網膜を保護し、守ってくれます。
網膜は、光を感じる物質を作り出します。そのため、ビタミンAが不足すると、夜に目が見えにくくなる夜盲症を引き起こしてしまったり、角膜が乾燥してドライアイの症状になってしまいます。
ビタミンAはカボチャ、ほうれん草、ニンジン、うなぎ、チーズなどに豊富に含まれています。身近な食材に含まれているので、食事に簡単に取り入れることができます。それでも中々、食生活が整えられないと言う方は、栄養素を補助してくれるサプリなどで補ってあげるのも一つの手でしょう。
出典:
http://www.oginai-bito.com/cat1/10.html