スマホは当たり前の時代
数年前まで主流だった携帯電話も今では、ガラケー。ガラパゴス携帯などと言われる時代になりました。今ではほとんどの方がガラケーからスマホに持ち替えていますよね。だけど、それに伴って目の疲れを訴える人が多くなってきているのをご存知でしょうか?
様々な機能があり、とても便利なスマートホン。だけど、それが疲れ目を招いていたとしたら、その原因は?そして、その対策はどういったものがあるのでしょうか。
スマホはどうして目が疲れるの?
空き時間にちょっと見る
パソコンなどを長時間使っていると、目が疲れてしまいますよね。スマホで目が疲れてしまう原因というのは、基本的にはブルーライトや画面の発光などといったパソコンと同じタイプのものです。しかし、スマホならではの使い方からくる疲れもあります。
まず、第一にパソコンと違ってスマホは持ち歩くことができます。そのため、ちょっとした空き時間にもスマホを見ることができてしまいます。電車などに乗ると、ほとんどの人が次の駅につくまでのちょっとの空き時間にスマホをいじっていたりするのではないでしょうか?
このちょっとの空き時間にスマホを使用する、というケース。ちょっとだから、スマホの画面を見ている時間は少ないと感じるでしょう。しかし、当人が自覚している以上に実際の使用時間というものは長いケースが多いのです。
なんと、携帯とスマホの1日あたりのネット使用時間の平均を調べたところ、携帯の場合は平均24分。スマホでは平均116分だった、というデータもあります。ゆうに携帯と比べると、5倍以上の時間を目はスマホを見るために使われていると言うことになります。
ネックは画面の小ささ
使う時間が長いだけではなく、目が疲れる原因のひとつはやはりスマホの画面が小さいことが挙げられます。スマホでも大画面、と謳っているものもありますが、やはりパソコンに比べると画面はずっと小さいです。
しかし、スマホの画面の情報量はほとんどの場合、パソコンと同等のものだと思われます。それだけたくさんの情報を、パソコンと比較するとずっと小さなスマホの画面で見ることになるので、必然的に目は酷使されることになります。
さらに、パソコンはデスクなどに置いて、静止した状態で画面を見るのに反して、スマホは移動しながら使用することも多いですよね。
こういった、視界が動いている状態でさらに画面をスクロールしてその動きを目で追うことや、動画などを見ることは、目にとって大きな負担になります。さらに、スマホの画面を見つめていると、瞬きが少なくなるのでドライアイの原因となってしまう場合も。
スマホの疲れ目対策どうすれば良い?
利用時間を知っておく
スマホは便利ですし、今更私たちの生活から手放せ、というのは現実的ではないですよね。そのため、まずは自分がどれくらいスマホを使用しているのかを把握しておくと良いと思われます。
このとき、長時間の使用時のみならず、一日のスマホの使用時間を計っておくのがオススメです。自分がどれくらいの時間、スマホで目を使ってしまっているのかを把握しておけば、おのずとスマホの使い方を見直すことにもなります。
光のカットフィルムと画面調整
また、スマホには画面の明るさなどを自動調整してくれる機能が備わっているので、そちらを常にオンにして使うようにしましょう。また、画面の明るさの調整も自分が見やすい明るさに変えることも重要です。
さらに、スマホの画面から出る目を疲れさせてしまう光、ブルーライトをカットするフィルムを使うことも効果があります。このフィルムは家電量販店などで購入することができます。
スマホは毎日使うものなので、こういった簡単にできる対策から、すばやく実践していくことが疲れ目の対策にも繋がっていきます。
視線を飛ばす
スマホの画面をずっと見続けていると、目に負担がかかってしまいます。そのため、意識的にスマホから視線をこまめにはずしましょう。このとき、心がけるのは一瞬でいいので遠くに視線を飛ばすと言うことです。遠くを見ることによって、スマホを近くで見るために縮まっていた目の筋肉が伸びるので、目が疲れにくくなる効果があります。目安としては2,3分に一度、意識的に視線を飛ばしてあげると良いでしょう。
出典:
http://josei-bigaku.jp/lifestyle/sumahotukaisugi90867/