疲れ目にさようなら!パパッと1分で蒸しタオルを上手に作る方法|眼精疲労box

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2013年4月12日
疲れ目にさようなら!パパッと1分で蒸しタオルを上手に作る方法

眼精疲労には蒸しタオルが効果的と言われています。その為、いろいろな商品が出ていますが自分で簡単に作れるのなら、その方が便利ですよね。という訳で、電子レンジを使った自宅で簡単に蒸しタオルを作る方法をまとめました。

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学会も認めた蒸しタオルの効果

2007年、花王のヒューマンヘルスケア研究センターと鶴見大学の発表によれば、PCのディスプレイを見続ける事で起きるピント調節力の低下、およびドライアイが蒸しタオルで目を暖める事により改善するそうです。

蒸しタオルの温度は40度。時間は10分

研究では、人肌よりも高い40度の蒸しタオルを、3分と10分使用するグループに分けて比較。
その結果、ピント回復効果とドライアイの両方においてどちらも改善が見られましたが、10分間しようしていたグループの方がより高い結果を示しました。

このことから、『40度の蒸しタオルで目を10分暖める事は眼精疲労の回復に効果がある』事が立証されたということです。

電子レンジで作る『蒸しタオル』の作り方

家庭で作る蒸しタオルで失敗しやすいのが、水分量の調整と温度管理だと思います。
そこにさえ注意すれば、蒸しタオルは簡単に作れます。

用意する物

  • 厚手のフェイスタオル
  • 電子レンジ
  • レンジで使えるジップロック(無くてもいい)

1・タオルのおり方

蒸しあがった時に、温度ムラが無いようにロールケーキの形にします。
まず、タオルを半分におり長方形を作ります。
次に、長方形を半分の長さになるよう、真ん中からおります。
最後に、折り目がついていない方を手前にし、くるくると巻いていきます。

2・タオルを濡らす

タオルを丸めたまま、水に濡らします。
この時、ジップロックを使うかどうかで、水分の量が変わるので注意しましょう。

ジップロックを使う場合

加熱中に水分が蒸発しない事と、ジップロックを開けた時に蒸気で火傷する危険があるので、タオルは固めに絞ります。
目安は、表面を触っても手が濡れない程度でいいでしょう。

ジップロックを使わない場合

加熱中に水分が飛んでいきますので、少しゆるめに絞ります。
目安は、手に持って水が垂れてこない程度。表面がしっとりと濡れている方がいいでしょう。

3・電子レンジで加熱する

加熱時間は、700wで1分程度
電子レンジと自分の好みによって変わりますが、長くても2分もあれば十分でしょう。
取り出す時は、高温になっているので、火傷に注意です。

4・40度まで冷ます

蒸しあがった直後のタオルは、火傷するくらい高温になっている場合がありますので、冷ましましょう。
適温は触った時に心地いいと感じる40度
丸めたタオルを一気に広げ、顔に乗せる大きさにたたみ直します。

広げた時点で適温近くまで温度は下がりますが、もし熱すぎる場合は空中でパタパタとあおいで風に当てます。
しかし、熱すぎるからと冷たい机の上に広げては、温度が下がり過ぎるので、おすすめは出来ません。
逆に温度が高過ぎると、熱が肌にダメージを与え、しわやくすみの原因になります。

5・蒸しタオルを目に乗せる

自宅なら、横になってリラックスできる環境で行いましょう。
十分な効果を得るには10分間は目の上に乗せておきたいところですが、1本では温かさが持ちません。

タオルを複数(実験では5本)用意する必要があります。
ジップロックを使用した場合、ロックを開けなければしばらくは温かいままなので、保温性を上手に利用しましょう。

6・さらにリラックスできるちょい足しポイント

アロマオイルを使用すると、よりリラックス効果が高まります。
直接、振り掛けると香りが強すぎるので、【2・タオルを濡らす】時に、洗面器を用意してその中に1・2滴たらすだけで十分。

リラックス効果が高い香りは「ラベンダー」「ベルガモット」「カモミール」が有名です。
もちろんお気に入りのアロマがあれば、それでもかまいません。

ただし、電子レンジに香りが移る事も考えられますので、ジップロックを使用したほうがいいでしょう。

疲れ目以外にいろいろ使える蒸しタオル

蒸しタオルの血行促進は、疲れ目だけではありません。
目の下にできたクマも取れますし、肩に乗せれば肩こりにも効果があります。
もちろん、毛穴を開いて汚れを落とす事も、美容液を浸透させる事もできるでしょう。
時間のない女性にとって、たった1分で作れる蒸しタオルの作り方は覚えておいて損はないでしょう。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。