簡単・手軽な疲れ目解消マッサージ
どんなに目が疲れていたとしても、手間のかかるようなめんどくさいマッサージは、あまりしたくないですよね。
そこでこのページでは、簡単にかつ効果の高くて人気の眼精疲労予防マッサージを4つ紹介します。
「パルミング術」
ヨガの考えを応用した、目の疲れ解消法です。
- 手のひらを1分間擦り合わせて、摩擦熱を起こします。
- デスクに肘をついて、肩・腕・首をリラックスさせます。
- 両手を付けて水をすくうような形にし、目を覆います。目は開いたまま、手と接触しないようにしましょう。手の暖かさが感じられるようにするのがポイント。
- 手のひらの内側を見つめながら、お腹をゆっくり膨らませて鼻から息を吸い、ゆっくり口から息を吐きましょう。これを2分ほど続けます。
「パルミング術」はヨガの基本理念に基づいて発案された、目疲れ解消法です。また、目の疲れだけでなく、ヨガ独特の集中力やリラックス効果も得ることができます。
「20-20-20-20」
その場で出来ちゃう、簡単な目のエクササイズをご紹介します。
20分おきに20フィート(6メートル)離れたところを20秒間見つめ、20回連続で瞬きをする
「The ’20-20-20-20′strategy」と名付けられたこの目のストレッチは、アメリカ・テキサス大学サウスウェスタン・メディカルセンターのEdward Mendelson医師が発案した、座りながらでも行える眼精疲労エクササイズ。
パソコン社会の現代、目の乾きや頭痛など、コンピュータ視覚症候群(Computer Vision Syndrome:CVS)になる人が増えています。
そんなオフィスワーカーでも簡単に出来るような目のストレッチですね。
「ツボ押し」
目の疲れを癒してくれるツボをいくつか紹介します。
- 太陽(たいよう)…目と眉毛の間から外側にあるくぼみです。こめかみの所にあります。親指化人差し指でゆっくり力を加え、最後にぐっと押しましょう。
- 攅竹(さんちく)…左右の眉毛の内側のくぼみの部分です。親指で下から、円を描くように押しましょう。
- 晴明(せいめい)…目頭と鼻の付け根の間です。よく押している人もいるのではないでしょうか。指の腹で、ズレない様に押し込みましょう。
- 天柱(てんちゅう)…首の後ろに通っている筋肉の、外側のくぼみです。生え際の部分を親指で押しましょう。
- 合谷(ごうこく)…親指と湯土佐市指の間の骨の付け根の少し外側の部分です。強く・長めに押しましょう。
ツボ押しはデスクワーク中にでもできる、簡単な解消マッサージです。「ちょっと目が疲れたな~」と思ったら思いだし、仕事の合間に刺激するとよいでしょう。
押す時のポイントは強く押し過ぎない事と、「痛キモチイイ」を意識しながら押していくとよさそうです。
「シャワーマッサージ」
お風呂の時間にやっておきたい、1日の疲れを癒すシャワーマッサージです。
42度のシャワーを目の周囲に6分間当てましょう。
東京ガス・都市生活研究所と千葉大学の共同研究によって明らかにされた方法です。
実験では、PC作業を20分行った後、42度のシャワー・32度のシャワーをそれぞれ6分間当てた時結果、32度のシャワーの場合は普段の視力に回復しなかったのに対し、42度のシャワーを当てた時は普段の視力と同じか、それ以上の回復効果があったそうです。