眼精疲労に効く6つの栄養素
栄養素の中には、目の疲れや視力低下予防に良いとされるものが数多くありますが、皆さんはどの栄養素や食べ物が効果的か、知っていますか?
こちらでは、目の悩み解消に効果的な栄養素を6つ集めました。
どの食品に多く含まれているか、確認することもできます。目の疲れ解消のために、今日から摂取してみてはいかがでしょうか。
ビタミンA
photo by FotoosVanRobin on wikipedia
ビタミンAは目の粘膜を保護し、網膜の働きを助け、涙を一定量に保つ効果があります。
また、眼球には「ロドプシン」という、視細胞における重要な物質がありますが、ビタミンAはロドプシンの合成に働いてくれます。
この栄養素を含む食材
卵、牛乳、チーズ、レバー、緑黄色野菜、うなぎ、アン肝、銀ダラ、ホタルイカ、など。
ビタミンB群
ビタミンB群には、目に効果的な食材が多く含まれています。
ビタミンB1は目から脳への神経伝達を助け、疲れ目を防いでくれます。
ビタミンB2・B12は細胞の再生・粘膜の保護を助け、目の充血・疲れ目を回復させてくれます。
ビタミンB6は水晶体と毛様体筋の主成分となる、たんぱく質の吸収を促進してくれる栄養素です。
この栄養素を含む食材
豚肉、うなぎ、豆腐、いわし、煮豆、ライ麦、さば、さんま、レバー、のり、納豆など。
ビタミンC
ビタミンCは強力な酸化物質であり、眼球の結合組織の1つである「コラーゲン」の合成に働いて、毛細血管を強くしたり、水晶体の透明性を維持してくれ、視力低下の予防に繋がります。
また、目の充血を防いでくれる効果もあります。
この栄養素を含む食材
イチゴ、キーウィ、ジャガイモ、さつまいも、柑橘類、イモ類、パセリ、ブロッコリー、など。
ルテイン
抗酸化作用が高く、網膜を紫外線や活性酸素から守ってくれます。
失明の招く「黄斑変性症」などの目の病気予防効果が期待できます。
このルテインは体内では合成されないため、食べ物で補給していくことが大切です。
この栄養素を含む食材
ケール、ほうれん草、ブロッコリーなど緑黄色野菜、マリーゴールド、など。
DHA
体内に存在するDHAの内、多くは網膜・視神経にあり、不足すると目・視神経の疲労に繋がります。
DHAを摂取することで細胞を活性化させ、網膜の反射能力や、視力改善にも繋がります。
老眼対策に良い栄養素としても知られています。
この栄養素を含む食材
イワシ、マグロ、カツオ、ブリ、サンマなど魚類、など。
タウリン
タウリンは含硫アミンの一種で、角膜の新陳代謝を促進し、目の疲労を緩和させてくれます。
また、角膜の修復力を高めたり、網膜の正常な機能維持に効果的です。
タウリンが不足すると、視力低下や、暗闇に慣れまでの時間が伸びる、と言われています。
この栄養素を含む食材
カキ、ホタテ、サザエなど貝類、イカ、たこ、えび、かに、など。